LOHASな暮らし in 館山

貸別荘オーナーによる館山移住日記です。日々の話題を書き綴ります

館山への移住のきっかけーその1の2 中古自動車の輸出について

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こんにちは。館山でスローライフを送っているYOSHIです。


前回の「館山への移住のきっかけーその1」続きになります。


tateyama-lohas.hatenablog.com


今回は、「輸出屋」(中古自動車を海外に輸出することを生業にしてる人または企業)の仕事について自分の記憶がしっかりしているうちに書き留めておこうと思います。

中古自動車の輸出のビジネスについて

自動車が好きで、起業を考えている方の参考になれば幸いです。但し、10年以上前の記憶ですので法令の改正や仕組みが変わっているかもしれません。詳しくはご自分でお調べくださいね。

1、概要

日本で発生した中古自動車(新車も含む)をディラー、中古自動車オークション、または、個人売買により仕入れ、それらを特定の国に輸出し、代金または、エージェントフィーを頂く仕事です。


簡単に説明すると、中古車をオークションで競り落とし、それを海外の顧客に売りつけるセールスする仕事です。

2、商品

商品は、日本国内から発生する中古車、新車が対象です。国により、登録日から10年以上経過した車や過走行の車も大丈夫です。また、登録から3年以内の条件や排ガス規制により型式がGF-やABA-以上でなければダメな国もあります。(細かくてスミマセン!)


私は、主に登録から5年以内で走行距離は4万キロ以内の条件で仕入れていました。車種は、トヨタヴィッツ、カローラ、マツダアクセラ、フォルクスワーゲンゴルフ、アウディA3、BMW1シリーズなどでした。


オークションは主にU〇〇東京を中心に全国のオークションから仕入れていました。今はインターネットで指値をしておけば、時間も気にせず買うことができます。


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出典:Wikipedia

3-1、取引先

世界が取引先です! 2018年の中古車輸出統計によると、


”1位・U.A.E、2位・ニュージーランド、3位・ロシア、4位・チリ、5位・南アフリカ”でした。(*引用元:PLANETCARS)


私は主に、ニュージーランド、キプロス、イギリス、シンガポールに輸出していました。全て右ハンドルの国です。取引先は、気合! 実際に足を運びディラーと話をして自分を売り込んでみましょう!

3-2、輸送方法

輸送船には、車をそのまま船に乗せるRO=RO船とコンテナに詰めるコンテナ船があります。私は日本では、RO-RO船しか経験がありません。

4-1、代金の請求

請求方法には私が使っていたのは、FOB (Free on Board)とCIF (Cost, Insurance and Freight)でした。


FOBは、

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出典:PLANETCARS


つまり、オークションでの仕入単価に加え、日本国内で発生する陸送費、港での保管料などの費用とエージェントフィーを加え請求する方法です。


メリットは、船に乗せるまでがこちら(輸出業者)の責任で、船が出港するとあちら(輸入業者)の責任になるとこと。さらに船に商品を乗せた時点で支払ってくれるお客様が多いことです。(私の場合)


CIFは、

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出典:PLANETCARS


つまり、船があちら(輸入業者側の港)に着くまでの費用(海上保険、海上輸送費)が全て仕入原価になり、責任も伴うことです。


こちら(輸出側)のデメリットが多いように思えます。例えば、①支払が2回に分かれることが多いです。船に車を乗せた時と船が港に着いた時です。②輸送料や海上保険料が為替相場に左右されます。


円安になると円建てのため負担が増え、利益を圧迫します。メリットをご存知の方は教えて下さい。残念ながら、起業してからは、全てCIFでの取引でした。


ここでちょっとCoffee Break


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4-2、代金決済

決済方法は、主に銀行送金のT/T (Telegraphic Transfer)と信用状であるL/C (Letter of Credit)があります。最近では、Paypalでの決済もあるようです。


TTとL/Cの説明は、こちらです。

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出典:PLANETCARS

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出典:PLANETCARS


どちらの方が良さそうですか?


TTの方が良さそうですよね。私の場合、TTでの決済がメインでしたが、L/Cの決済もありました。L/Cの説明を見ると「輸入車側の銀行に書類が送られ、内容に不備がなければ支払がされることになります。」とありますよね。


さて、ここで質問。


L/Cの元になる書類を書くのはいったい誰でしょう?


グローバル企業のエリートビジネスマン?


敏腕経営者?


いいえ!強欲で ローカルな車屋のおやじです!


従って書類は不備だらけです!!


1か所を訂正するのに手数料がかかります!


何か所も間違いやがるるんです!


まさに、手数料地獄!!です


地獄です!!


今回は、ここまでにします。5については、注意点もかなりありますので、まとめて書く予定です。


中古車の輸出業は為替に大きな変動がなければ、やりがいのある仕事だと思います。


この地獄 業界に興味を持っていただければ幸いです。


次回は、館山への移住のきっかけーその1の続きを書きます。
最後まで読んで頂きありがとうございました!


P.S 今回は、PLANETCARS様に多大なご協力を頂きました。ありがとうございました。
中古自動車輸出業に興味のある方は、ぜひこちらのホームページをご覧下さい。


planetcars.jp


最後まで読んで頂きありがとうございました。


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