こんにちは。館山でスローライフを送るYOSHIです。
今日は、館山に移住することになった経緯を書こうと思います。参考になればありがたいです。
普通にに暮らしていた私達家族が、田舎に移住することになったのも次の3つのステージを経てからでした。
・第1ステージ:リーマンショックで大打撃!
・第2ステージ:鴨川自然王国との出会い ♪
・第3ステージ:モコさん(仮名)ハウスに一目惚れ
まず、第1ステージから始めます。
第1ステージ:リーマンショックで大打撃!
順調だったビジネス
2007年に私は、起業して貿易会社を設立しました。貿易と言っても中古自動車を海外に輸出する「輸出屋」です。
海外の顧客も徐々に増えていき取引額も大きくなっていきました。自己資金だけでは回らなくなってきたので銀行に融資の相談をしようと思っていた時でした。
青天の霹靂
「2008年9月15日 リーマン・ブラザーズ経営破綻 !!」のニュースが飛び込んで来ました。
「え!あの大手がつぶれた ⁉」と驚きながらも、自分の商売にはあまり影響はないだろうと思っていました。
当時の取引先は、ヨーロッパとアジアが中心でしたので自分の顧客は大丈夫!とたかをくくっていたのです。
ところが!
リーマンショックは、金融危機の引き金となり、ドルが売られ、円買いが進みました。
その結果、短期的に超円高になったのです。
2008年のドル円為替相場は、平均 ¥110 でしたが、¥90 を下回るようになったのです!!
為替と輸出業
「輸出屋」は、円建てで商売するので為替による直接の影響はありませんが、お客様から見ると、
注文時(2008年9月)1ドル=¥110 ¥1,000,000 の商品の注文→$9,090 の仕入
支払時(2009年2月)1ドル=¥90 ¥1,000,000 の商品の支払→$11,110 の支払
なんと $2,000 も高くなってやがる!
こういう時のために為替ヘッジがあるのだ、と思うかもしれませんが、複雑な支払いシステムのため満額はカバー出来ません。
こうなるとお客(?)の対応は一つしかありません。
悪いお客の常套手段
貿易会社に勤めている頃、さんざん見てきた悪いお客(?)常套手段です。
「YOSHIー、元気ー? ところでさー、今為替がまずいことになってるからさー、支払ちょっと待ってくれないー?」
キ、キター ! 死刑宣告!!
つ、ついに来るべき時が来た!! 「To be or not to be, That is a Question !」
まずやるべきことをやり、その後 ↑ の問い(生か死か)に答えよう!(恐い!)
To be or not to be, That is a Question !
最初に、いざという時に蓄えていた海外のファンドを解約し、当面しのがなければならない! (いざ!がこんなに早く来るとは・・)
しかし、解約の際中も円は上がり続け、資産(ドル建ファンド)は、目減りするいっぽうでした。
次にお客(様)と粘り強く交渉し、出来る限り早めに返してもらおう! (チョー甘い考えですよね。無理じゃね)
さて、YOSHI一家はどうなるのでしょうか?
次回は、この後どうなったのか? から鴨川自然王国との出会いまでを書きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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